神葬祭(神式の葬儀1)

昨日(通夜)今日(本葬)のご奉仕がありました。

神主は仕事のことをご奉仕と言います。

年に何度も別れの儀のご奉仕をします。

今の時代、葬祭場で執り行いますので、

今日みたいに暑くても、参列者も快適に過ごせます。

神葬祭を、知らない人もいるのでご紹介します。

日本では、天皇家(皇族)が神葬祭でご葬儀を執り行ってます。

先月亡くなった髭の殿下、寛仁親王(ともひとしんのう)様の

ご葬儀も神葬祭で執り行われました。



神葬祭(神式の葬儀)
神道(しんとう)の形式によって行われる葬儀を、神葬祭(しんそうさい)といいます。
神葬祭では、人が死去(帰幽といいます)しますと、神社の神職が神道の形式にて執り行います。
神道で行われる葬儀は仏式とは異なります。
仏式は故人を極楽浄土に送るための葬儀ですが、神葬祭は故人の御霊をその家にとどめて、家の守護神となってもらうための儀式です。

神葬祭では仏式のように焼香や線香を用いることはなく、これに当たるものが玉串奉奠(たまぐしほうてん)です。玉串とは榊の枝に紙垂(しで)を付けたものをいいます。
玉串を捧げたあとは二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いっぱい)の作法でお参りしますが、神葬祭や五十日祭までの拍手は、音を立てないようにそっと手を合わせる忍び手にします。


神道において死とは穢(けが)れであるため、神の鎮まる聖域である神社で葬儀を行なうことはほとんどなく、故人の自宅か、別の斎場で行ないます。
しかし神道でいう「穢れ」とは、「不潔・不浄」だけを意味するものではありません。
肉親の死による悲しみ、それによって、ハツラツとした生命力が減退している状態、それこそが「気枯れ」=「けがれ」であるといわれています。

神葬祭(神式の葬儀1)




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Posted by おんたけさん at 2012年07月19日20:58 │神葬祭
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